【設立背景】
日本は災害が多発する国であり、自然災害が社会に大きな影響を及ぼしてきました。特に、令和6年の能登半島地震の経験から、迅速な救助と復興の必要性が再認識されました。JRRFは、この経験に基づき、災害対応ロボット技術の実践的な運用を進め、地域社会との連携を強化することで被災者の支援に貢献するために設立されました。
【解決策の提案】
JRRFは、高度なロボット技術と専門的なオペレーターチームを活用し、倒壊家屋から重要な物品の安全な取り出しや残置物の回収作業を迅速かつ安全に行います。地元企業との密接な連携を図り、被災地のニーズに応じた復興支援活動を展開することを目指しています。
【主な活動内容】
– **倒壊家屋からの重要物品取出支援**
倒壊した家屋からの貴重品や思い出の品を、ロボットを活用して安全に取り出し、被災者の心の支えとする支援を行います。
– **残置物回収に対する危険回避支援**
瓦礫や崩壊寸前の建物の残置物回収を、ロボットで行うことで作業者の安全を守りながら効率的な作業進行を支援します。
【派遣ロボット「援竜T-54」について】
今回派遣される「援竜T-54」は、瓦礫除去や倒壊建物内部の調査、重量物の移動に特化した最新型の災害救助ロボットです。東日本大震災の教訓をもとに開発され、遠隔操作により狭隘空間や危険なエリアでも高精度の作業が可能であり、人的リスクを抑えた迅速な対応を実現します。
【地元企業との協力】
このプロジェクトでは、珠洲、輪島、能登の地元企業と協力し、地域特有の課題に即した復興支援を実施。これにより地域社会との連携を強化し、復旧作業の円滑な進行を支えます。
【活動の重要性】
倒壊した家屋からの貴重品や大切な物品の取り出しは、被災者にとって精神的な支えです。JRRFは、ロボット技術を通じて被災者の安全と一日でも早い生活再建を支援し、復興フェーズに移行した地域においても引き続き支援活動を行います。
【支援募集について】
私たちは、公的補助や助成金に依存せず、民間有志主導の団体として活動を展開しています。そのため活動継続のために企業や個人からの賛助会員や寄付を募集しています。賛助会員や寄付者は、CSR活動や社会貢献活動として参加可能であり、特別なイベント招待やロボット操作体験などの特典も提供しています。また、ロボット開発を共にする「災害ロボット研究所」会員も募集しています。
【報道関係者問い合わせ先】
- 日本災害ロボットレスキューフォース(JRRF)
- 事務局: 東京都港区芝浦1-13-10 第三東運ビル 株式会社市ヶ谷重工内
- Email: contact@jrrf.net
- Phone: 050-1808-4301 (自動音声)
- 担当: 事務総長 岩間 哲士
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