ABOUT JRRFJRRF日本災害レスキューロボットチームについて

JRRF日本災害レスキューロボットチームについて

Tips日本災害レスキューロボットチーム(JRRF)は、災害発生時に迅速かつ効果的に対応するために、技術と専門知識を結集したチームです。
多様なロボットの運用と専門的なチーム構成により、災害救助活動の新たな可能性を開拓しています。このチームは、災害時の緊急対応において重要な役割を果たし、被災地の救助と復旧を支援することを目指しています。

私達のミッション

チームの特徴

多様なロボットの使用: 日本災害レスキューロボットチームは、重機型ロボット、偵察用ドローン、クローラー型ドローンなど、様々なタイプのロボットを災害救助に使用します。これにより、多様な災害状況に柔軟に対応する能力を持っています。

ドローンによる偵察

放射線検査ロボット等による危険感知

レスキューロボットによる救助や撤去

チーム構成

    • 多岐にわたる専門分野: チームは医療関係者(災害医療専門)、元消防関係者、元自衛隊関係者、防災コンサルタント、ロボット開発チーム(運用・保守)、事務局スタッフで構成されています。これにより、災害現場での広範なニーズに対応することが可能です。
    • 幹事会社: チームの運営と管理は株式会社市ヶ谷重工が担当しており、技術開発から運用に至るまでの総合的なサポートを提供しています。

会長のご紹介

二宮 宣文 (にのみや のりふみ)

プロフィール

日本災害レスキューロボットフォース会長
やまとサンクリニック 院長
災害人道医療支援会(Huma) 副理事長

日本医科大学卒業後、日本医科大学救急医学教室に入局し救命救急センターにて研修を受けた。救命救急に必要な脳神経外科、一般外科の研修を終了後に米国メイヨークリニックにおいて救急外科の研修を行った。その後国際赤十字委員会ペシャワール外科病院にてアフガン戦争の戦傷外科医として働いた。アフガン戦争の経験後、救命救急と共に災害医療を専門とするようになり。国際緊急援助隊、DMATの隊員として国内外の災害医療活動を行うとともにNPOのHuMAを設立し、災害医療活動を続けている。

ロボットチームが発足した背景

Tips災害現場を経験した、自衛隊、警察、消防隊員からのアンケートを取りました。
結果、多くの方が災害救助ロボットの必要性を感じています。

救助隊として災害救助ロボットの必要性を感じましたか?

はい
いいえ

災害救助ロボットにどのような役割を期待しますか?(複数選択可)

危険な場所での捜索・救助
被災者への物資搬送
被災者への情報提供
災害状況の監視

顧問体制

ロボット救助チームには、政治家や元官僚をはじめとする多岐にわたる分野の専門家が顧問として加わっています。これらの顧問たちは、それぞれの専門知識を活かして、災害対応における実践的なアドバイスを提供しております。彼らの経験と知見は、チームが直面する様々な課題に対して、より効果的な解決策を見出すのに大きな役割を果たしています。

政府・自治体との連携

JAPAN RESCUE ROBOT FORCE(JRRF)のミッションは、災害時における迅速かつ効果的な救助活動を展開することです。この責務を果たすため、私たちは自治体や行政機関、警察、消防、自衛隊といった公共組織との緊密な連携を非常に重要視しています。

災害対応においては、これらの組織と協力し、時にはその指揮系統のもとで活動することもあります。その際、JRRFの活動範囲やリーガルチェック、さらには災害現場での補給やスタッフの安全など、多岐にわたる事項を精査し、適切に対応する必要があります。

このような状況において、顧問やバックサポートチーム、タクティクスチームの役割が極めて重要になります。彼らは、法的な側面や現場での作業効率、チームの安全を確保するために、連携を取りながらJRRFの活動を支援します。顧問たちは、災害対応の専門知識を生かし、行政機関との協働におけるJRRFの立場や役割を明確にし、フロントチームが現場で最大限の成果を上げられるよう、全力を尽くします。

このような組織間協力と内部チームワークは、災害時において人命を救うための迅速な行動を可能にし、より多くの生命と財産を守るために不可欠です。JRRFは、公共のパートナーと連携し、災害に強い社会作りに貢献していきます

取り扱いロボット装備等

  T-54 援竜

T-54 援竜 援竜シリーズの最新機。 テムザック、アイザック、会津大学での共同開発

SPD1 スパイダーロボット 狭所偵察用に利用

テムザックが開発した狭所、配管等用の汎用ロボット 電波が届かない配管先などでも有線でカメラ等で視認、ミッションを遂行できる。救助人員等の捜索に期待

私達の財政面での課題について

私達の財源は寄附によって支えられます

私たちJRRFは、災害時の救助活動を支えるため、先進的なロボット技術の開発と運用に取り組む民間ボランティア団体です。私たちの活動は、民間と企業からの寄附、そしてクラウドファンディングによって支えられています。これらの財源は、私たちの使命を遂行する上で不可欠ですが、その道のりは決して容易ではありません。

必要な金額について

ロボットの開発には、少なくとも5000万円から1億円の巨額な資金が必要とされます。そして、これらのロボットの運用にあたっては、移動、保守、専門人材の確保など、多くの課題があります。特別な技術を要するため、誰でも対応できるわけではなく、必要な部品の調達も容易ではありません。さらに、災害現場での宿泊や燃料、物資の調達など、数多くの支出が必要となります。

政府やNPO、NGO、企業からの寄附や業務連携も視野に

今後は、政府や自治体からの補助金や助成金の申請も予定しています。しかし、私たちが最も懸念しているのは、縦割り行政のもたらす制約により、活動の機動性が損なわれることです。特定の地域に限定された活動ではなく、どこでも迅速に展開できる能力を維持することが、私たちにとって重要な課題です。

様々な方々が支援に協力を申し出て頂いています

私たちはこれらの挑戦を、専門家の協力を得ながら解決していきます。私たちのミッションは、一人でも多くの生命を救い、人々の大切なものを守ることですそのために、私たちは全力を尽くし、常に改善と進化を続けていきます。
私たちの活動にご関心を持っていただけると幸いです。ご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。

よくある質問と回答

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